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Sony MDR-CD900STを買う前に比較!【2019年決定版】スタジオ定番のヘッドフォン14選:日本で定番のSony MDR-CD900STは海外では使われてない?

 

 

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とりあえず最初のDTM、DAW用にスタジオモニターヘッドフォンとして「プロはこれでしょ?」と言う理由で Sony MDR-CD900ST買おうと思っている人はちょっと待って!妄信的に買うのはお勧めできません。日本ではスタジオといえばSony MDR-CD900STですが、海外のプロスタジオでは全く使われておらず、DTM、DAW最初のヘッドフォンとしては全くお勧めできません、、

とりあえず手っ取り早く間違いないスタジオヘッドフォンを買いたい!

という方へ結論から言ってしまうとリスナーでもクリエイターでも下記の2種いずれかをお勧めします。予算や用途でどちらかを買えば間違いないでしょう。このほかのヘッドフォンもお勧めはありますが、総合力で選んでいます。

audio-technica ATH-M50x 2万円前後

密閉型ならとりあえずこれ。この価格とは思えない音質。密閉性も高く後ほど詳細書きますが、CD900ST買うなら絶対にこっちです。

 

 

SENNHEISER ゼンハイザー HD660 S  5万円前後くらい

開放型の超定番HD650の後継。中古のHD650でも問題ありません。ミックスのバランスの悪さにすぐ気がつく解像度の高さと、長時間の装着でも全く疲れない完璧なヘッドフォンです。HD800も素晴らしいですが、値段がドーンと上がるのでまずはこちらからで充分だと思います。プロでもHD650を使ってますんで。ネットフリックスや映画もこれで見ると楽しい!

 

SONY MDR-CD900STは日本以外では定番ではありません。

そう言うと、スタジオ関係者でもびっくりした顔をする人が多いくらい、日本でスタジオモニターヘッドホンといえばSONY MDR-CD900STが真っ先に候補に上がるとおもいます。実はこれ、日本独自の現象で海外のスタジオでは全くと言っていいほど見かけないのをご存知でしょうか。仕事で海外スタジオを拝見する機会が結構あったのですが、レコーディングでもミックスでも一度も見かけたことありません。日本のプロの方からもサウンドがすこし派手に聞こえる印象で長時間使うと耳も疲れ、また付け心地も耳に当たってしまうので耳が痛くなったりするなどの理由でCD900STは本当はあまり好きじゃない、、という人が結構いたりします。

「流石スタジオ定番音がいい」などのレビューをたまに見かけますが、音が良いとかミックスしやすいとか思っている人は少数派だと思います。耐久力があり、壊れにくいのは確かですが、どこのスタジオにもあるからと言うことで妄信的に定番としてミックスなどでも使ってしまうのはやめましょう。ミックスなどの作業に適したスタジオヘッドフォンは他にもたくさんあります。いや別にSony嫌いなわけではないですよw。CD900STを妄信的に試聴もせずに選ばないほうが良いと言うことです。ちなみにSonyだとMDR-7506は海外レコーディングスタジオでも見かけます。

ということで、海外のスタジオでよく見かける定番ヘッドフォンをいくつか調べたので紹介します。

スタジオモニターヘッドフォンを選ぶ基準

ミックスのみの場合とレコーディング用で多少変わりますが、基本は

・フラットなサウンド/低ノイズ(スペックだけでなく聴感的にも)

・音の解像度の高さ

・長時間つけていても疲労のない装着感

・遮音性(録音用の密閉型の場合)

・耐久力の高さ、壊れにくさ

 とくに個人の方で、自宅で夜はスピーカーで出せないのでずっとヘッドフォン作業と言う方も多いと思います。

ヘッドフォンへの投資は費用対効果が良い

ヘッドフォンはスピーカーに比べれば安価にクオリティの高い音が聴け、かつ大音量でも近所迷惑にならないので、自宅で制作をしている方には強い味方になるアイテムです。制作はじめたばかりの方も、ヘッドフォンだけは少しお金をかけていいものを選ぶといいと思います。理由としては

・大音量でモニターできるので、ミックスのクオリティが上がる

・普段聴いている音楽もいい音で聴こえるので、勉強になる

・スピーカーで同じレベルのクオリティの音出すには10倍くらいの予算感

・一度買えば、ケーブルやイヤパッド交換しながら長く使える

というところでしょうか。

 

密閉型か開放型か

大きく分けてヘッドフォンには密閉型と開放型の2種類あるのはご存知がと思います。

レコーディング時のモニター用途であれば絶対に密閉型を選んでください。基本的には遮音性が高く、そのかわりに音質は犠牲にされてしまうのが密閉型。開放型はドライバーの背面が開いており、音はダダ漏れするが、ヘッドフォン内にサウンドがこもらないため、音質的にも優位でよりナチュラルなサウンド。ミックスやマスタリングのモニター用途、自宅でのリスニングなどではこちらが有利。

 

密閉型7選

1. Sennheiser HD280 Pro

Sennheiser HD280 Pro

レコーディング用として定番的に良く見かける密閉型ヘッドフォンです。

・これといった特徴はない

・サウンド的にものすごく良いと言うこともない

・とはいえ無難なヘッドフォン録音用途に持っておくのは良いかも

 

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2. Sony MDR-7506

Sony MDR-7506 closed back studio headphones

立ち位置的には上述のゼンハイザーHD280とほぼ同じ感じ。頭や耳にフィット感の良い方を選ぶと良いと思いますが、日本国内だとソニーの方がお買い得価格で買えますね。

  • お手頃価格
  • プロ用として十分な耐久性
  • 密閉感もバッチリです

録音用としてはこれか上述のHD 280があればまあ問題ないのではないでしょうか。

 

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3. Extreme Isolation EX-29

 

ドラマーによるドラマーのためのモニター。遮音性の高さへの信頼度は高いです。側圧高めでちょっと頭が大きい自分は苦しいです、、遮音特性29dbで、遮音できるレンジも広め。もちろん低域はどうやっても漏れてきますけどね。見た目はなんというかややしょぼく、遮音性だけを求めるならありなのかなと、、

記事書いている時点ではヤフーショッピングなら2万円くらい 

Direct Sound EXTREME ISOLATION EX-29 

 

4. Beyerdynamic DT770 Pro

DT770proこちらはお値段的にも少し上になりますが、そこを覆す音質、快適性、さらに上品な見た目。

遮音性や耐久性は上述の3機種と変わらず、音質と快適性は一つ抜けたクオリティです。

お値段も高いといってもほどほどで、価格と機能のバランスで行くと、かなりの高評価機種と言えると思います。beyerはヤベーの業界用語、「ベイヤー」というときに、「ベイヤーベイヤー、ベイヤーダイナミック」という伝統的小ネタに使えるのも便利です。


 

5. Focal Spirit Professional

Focal Spirit Professional Closed Back Headphonesこちら、輸入代理店の都合か日本ではかなりお高いお値段でしか買えませんね、、いまのところ、、安めのラインもでてますが、やはりこのProを試してほしい!

  • 密閉型スタジオモニターのほぼ最高峰といえる逸品
  • 開放型とも対等に渡り合う音質

形状記憶素材のイヤーパッドも革命的。高い遮音性と付け心地の良さを両立できます。

ともかくどこか試せるところがあれば試してみてほしい!


 

6. Shure SRH 1540

Shure SRH-1540 Closed Back Headphones

密閉型ヘッドフォンとしては最もリファレンスに適したクオリティのサウンドと評される密閉型最高峰のヘッドフォン。音質はもちろんですが、デザイン、装着感も完璧。
クリエイターからオーディオマニアまで賞賛する高いクオリティで、もしお金が許すなら最初からこれを買えればそれに越したことはありません。ただまあ本当の最初の一台で予算が限られているなら、無理してヘッドフォンだけ最高峰にするよりは余った予算でオーディオインターフェースをすこし良いのにするとか、全体のバランスを考えた方がいいとは思います。

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7. Audio-Technica ATH-M50x

 

Audio-Technica ATH-M50x Professional 世界が認めたスタジオヘッドホン ATH-M50x。遮音性能、音質、付け心地、この価格帯では迷わず推薦機種です。すごいのはBluetooth版も出ちゃってるので出先の「iPhoneあれヘッドフォン端子ないチーン」という現象も回避できます。スタジオモニタークオリティをワイヤレスで聞けるのもすばらしい。Bluetooth付きのバージョンは少しお値段高いです。もちろんそっちでも有線接続できます。

こちらは通常版、ちなみに白も素敵 

 


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そしてこちらはワイヤレス対応可能なBluetooth付き

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開放型7選

ヘッドフォンの高い遮音性と音質はある種トレードオフなんで、遮音性について気にしなくていい環境なら音質の面で開放型が有利。用途として開放型で大丈夫なのは

  1. ミックス・マスタリング
  2. MIDIしか使わない制作・録音(midi鍵盤とかmidiドラム叩くだけとか)

とくに、ミックスやマスタリングを自分でしなければいけないクリエイターは日本だとモニタースピーカーで85dbでガンガン音鳴らすというわけにも行かなかったりするでしょう。そんなわけで、ヘッドフォンでミックスするのもまあやむを得ないのですが、、そうなったら確実に開放型のヘッドフォンがおすすめです。

1. Beyerdynamic DT990 Pro

Beyerdynamic DT 990 Open Back Headphones

2万ほどで買えてしまう極上ヘッドフォンこの予算で開放型なら迷わずこれでしょう。

  • レンジ広い!(5Hz-35kHz)
  • ヘッドフォンでは難しいベースが結構ちゃんとしてる
  • 付け心地も最高
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2. AKG K 701(702, 712)

AKG 701 Open Back Headphones

読み方はアーカーゲー、赤毛さんです。高級オーディオファンの間で古くから親しまれる AKG K1000’s があまりにも有名ですが、この701もやはり素晴らしいクオリティです。日本では中田ヤスタカさんが使っていたことで知られていますね。

伝説のジャズプレイヤーでありプロデューサーとしても輝かしい実績を残すQuincy Jones, モデルとしてAKG Q701も存在します。クインシージョーンズによれば、知る限り最高のヘッドフォンということでした。あれだけ大成功している人が自分名義のスタジオヘッドフォンなんていう小さなビジネスのために嘘つかないと思うんで、本心なんでしょう。700シリーズは音質的にも違うという話もあり、事実すこし構造異なってきますが、あまり気にするレベルではないと思います。いまだと701は廃盤なんで702でも712でもいいです。装着感は712が少しいい気がします。

 

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3. AKG K240

AKG K240 Open Back Headphones

こちらは同じくAKGのセミオープンタイプ。この価格の割にデザインも高級感があり、音もいいです。初心者の方でそこまでお金を出せないならまずはこれいいですよ!セミオープンということでレコーディングでも使えます。

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4. Samson SR850

Samson SR850 Open Back Headphonesこの価格を考えると全く問題ないクオリティ。

K240と同様にとりあえずこの価格で考えるならオススメです。

 

 

 

5. Shure SRH1840

Shure SRH1840 Open Back Headphones

生まれて初めて「本気で良い音」をきいて感動した「音童貞の喪失」体験ってあったと思うんですが、今なら多くのリスナーやクリエイターがこのSRH 1840で童貞捨てるのでないでしょうか。

子の小さなヘッドフォンから鳴っているとは到底信じられないようなパリッとしたサウンドを聴かせてくれます。本気のスタジオモニターとしても、高級オーディオリスニングの第一歩としても間違いのない名機です。まずは是非視聴してみてください。

 

 

 

6. Sennheiser HD 650 (HD 660S)

Sennheiser HD650 Open Back Headphones長くの間、オーディオファンからもプロミュージシャン・エンジニアからも支持され続ける超定番。これさえあればとにかく間違いない。少しでもバランスのおかしいサウンドは一発でわかるくらいの表現力。おそらく、歴代のヘッドフォンでも最も多くの良い評価を得たヘッドフォンではないでしょうか。サウンドだけでなく、装着感でも類まれな快適さで、大きめのイヤーパッドは何時間作業していても痛くならないですし、迷うならとにかくこれを買えば間違いないという最強ヘッドフォン。HD650は廃盤となり660が現行です。

 

 

 

 

 

7. Sennheiser HD 800 S

 

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イマイチな結果に終わったHD700でしたが、HD800は間違いなく大傑作であり、ヘッドフォン界の一つの頂点と言っても過言ではないでしょう。ネット上にも数多くレビューがありますので多くは語りませんが、この価格なので、マニアかプロくらいしかレビューしません。上述のHD650や600、その他の素晴らしいヘッドフォンを体験した上で尚、吹っ飛ばされる。そんなヘッドフォンです。

 

 

 

 

以上!

おまけで少し気になってるけどまだちゃんとレビューできるほど知らないヘッドフォンもいくつか、、、

Neumann NDH 20

 

 
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NEUMANN NDH 20
価格:58320円(税込、送料無料) (2019/7/11時点)

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 大ノイマン帝国様の初ヘッドフォン。スピーカーもびっくりするほど良かったんで気になる、、、今となってはゼンハイザー傘下で悪いわけもなかでしょう

 

 

HEDD  HEDDphone

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HEDD / ADAMの創設者Klaus Heinzの世界的に有名なリボンツィーターを利用した最初のフルレンジヘッドフォン。ADAM A7Xなどのツィーターの耳をくすぐるような鳴りの体験は忘れられないのではないでしょうか。2019年後半発売予定とのこと。