この記事では初心者ビートメイカー・トラックメイカーにオススメな製品をいくつか紹介しますが、各メーカーいいところや悪いところあり、ぶっちゃけ大差ないのであまり迷っても仕方ありません。

読むのが面倒ならとりあえず、FL買っちゃってください。世界中の大ヒット曲を生み出していて絶対間違い無いです。

とにかくユーザー数が多く情報も多いです。

FL Studio (2〜3万円くらい)

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ビートメイカーになろうと決めた時に、最初の最も大きな疑問の1つは、どのDAW・DTMソフトが正しい選択であるかということです。その質問に対する万能の答えは実際にはありません。最も重要なのは、あなた、あなたのニーズ、そしてあなたの予算にあうDAWを選び、使い方を学ぶことです。使い慣れたDAWこそが最強のDAWですし、現在のDAW DTMソフトはそれほど大きな差はありません。

強いて言えば、価格、最初にDAWに入っている楽器、Macで使いたいかWinかによって多少選ぶものは変わります。

FL studioはどんな人にも合致するので間違いありませんが、他と比べたい方は最後まで読んでください。

 また、この記事はパソコン版のDAW DTMソフトのまとめ記事です。パソコンを買う予算のない方はiPhoneだけでできるこちら。

www.beatmake.net

 

DAW(デジタルオーディオワークステーション)とは何ですか?

デジタルオーディオワークステーションは、オーディオの録音、編集、ミキシング、マスタリングに使用されるソフトウェアです。DTMも同じ意味ですが、DTMは和製英語なんで外国では伝わりません。なのでDAWという方がかっこいいです。あ、あとSNSも和製英語で外国でいうと「は?」ていわれるぞ!

ざっくりいうと、よく見かけるプロのスタジオ写真にある、謎の機材やらキーボードを全部ひっくるめたソフトのことだと思ってください。楽器、レコーダー、エフェクト、ミキサーなど音楽制作に必要なすべてがソフトの中に揃っています。

BandLab Cakewalk–無料(PCのみ)

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PCユーザーにとって、Cakewalkは初心者にとって最高のDAWと見なされるかもしれません。昨年、BandLabはCakewalkのオリジナルのSONAR Platinum DAWをリニューアルしましたが、それを際立たせているのは 無料であるということです。 オールラウンドなタイプのDAWで機能が豊富で、トラッキング、ミキシング、編集、音楽制作のニーズに対応できます。

SONAR Platinumの価格は以前は約600ドルでしたが、今ではPC無償です。

Reaper– $ 60

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Reaperは安価で完全に機能するDAWです。この価格帯で初心者にとっておそらく最高のDAWであることを知っておいてください。Cakewalkとちがい、Reaperにはオペレーティングシステムの制限はありません。Reaperの最大の欠点は、独自のバーチャル楽器が付属していないことです。シンセなどで音楽を制作するなら、サードパーティ製のシンセソフトや楽器を買う必要があります。ただやすくて始めやすいです。

Logic Pro X – 199ドル(Macのみ)

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Logic Proの最大の利点の1つは、たくさんの内蔵バーチャル楽器とオーディオループライブラリ、および優れたMIDI機能です。

直感的でつかいやすいので、これは最初のDAWを検索する際の要素です。

Logicは、音楽制作や作詞作曲向けのイメージですが、優れたオールラウンドなDAWです。たとえば、付属のDrummerインストゥルメントは、曲に合わせて自動的にグルーブし、音楽を効率的に作成できるように設計されています。

Appleマシンを実行しているプロデューサー兼ソングライターの場合は、オーディオのニーズに合わせてLogicを検討してください。そのコストも魅力的です。特に、在庫のあるプラグインや楽器の場合はなおさらです。

Ableton Live  1万円〜7万円くらい

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サンプリングが多めならこちら。エレクトロニックやヒップホップのプロデューサーの間で絶大な人気を博しています。

Ableton Live 11は、MIDIシーケンスで非常に際立っています。一部のプラットフォームは、Abletonのワークフローと比較すると単純に不格好です。選択したパッケージに応じて、プログラムには最大70 GB相当のサウンド、17のソフトウェアインストゥルメント、59のオーディオエフェクト、および15のMIDIエフェクトが付属しています。

Abletonは、EDM、ヒップホップ、およびその他のエレクトロニックベースの音楽制作に最適です。たった1万円からのイントロキットに次のものが含まれています。

  • 16のオーディオおよびMIDIトラック
  • 8シーン
  • 2トラックの送受信
  • 8つのモノラルオーディオ入力チャンネル
  • 8つのモノラルオーディオ出力チャンネル
  • MIDIをキャプチャする
  • 複雑なワープモード
  • 4ソフトウェアインストゥルメント
  • 21オーディオエフェクト

FL Studio 1〜5万円くらい

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エレクトロニックおよびヒップホッププロデューサーにとって傑出した選択肢です。そのワークフローは、世の中で最もユニークなものの1つであり、ビートをすばやく作成するのに非常に役立ちます。主にクリエイター向けの制作ツールとして知られますが、レコーディングやミックス機能も進化してきました。ミックスやマスタリングまでやっても問題ありません。

電子音楽制作の場合、FLStudioはおそらく初心者にとって最高のDAWです。価格帯もいろいろで、最初は一番安いやつから初めても大丈夫です。

PreSonus Studio One 5 –無料、99ドル、399ドル

 

PreSonus Studio One 5は、完全なDAW体験を提供する、音楽制作に適したもう1つの選択肢です。Logic Pro Xの直感性を共有することで、StudioOneはアーティストを念頭に置いています。結局のところ、誰もがエンジニアになりたいとは限りません。

「アレンジャートラック」や「スクラッチパッド」などの機能により、ユーザーはアレンジやオーディションの構成変更を、コミットすることなくすばやく調整できます。これにより、Studio Oneは、密集したアレンジで作業する作曲家に最適です。さらに、ImpactXTとSampleOneXTは、バージョン4で導入された新しい仮想楽器であり、ビート作成とループベースの作曲を目的としています。

Studio One PrimeはDAWの無料バージョンで、Artistバージョンはわずか99.95ドルで提供されます。PreSonusは、年払いまたは月額料金の柔軟なサブスクリプションプランも提供しています。Studio OneProfessionalへのフルアクセスを提供します。

結論:初心者のための最高のDAWはどれ?有料と無料はどっち?

2021年に音楽を作ることの素晴らしいところは、ルールがないことです!

DAWの選び方は有料なら正直つぶれるような会社のものでなければなんでもいいと思います。

ビート制作以外にポップスなど一般的な曲やるならPro Tools、Cubase、Studio oneのどれかのがいいかもです。今回の紹介の中で強いていうとLogicはMac専用だしAppleのやる気も疑問なので自分ならパスします!

この辺はいまでも勢いもあり、会社の歴史が長いので、ソフト自体はそうそう死ぬことはありません。

 

無料と有料どちらがいいか悩むなら、日本に住んでればバイトで7万のDAWでも1〜2ヶ月頑張ればかえるでしょうし、あとあとを考えれば絶対有料のDAWがおすすめです。

無料版は結局エフェクトやシンセが全然ないですし、アップデートや製品開発もいつ終わるかわかりません。

ただどう頑張っても今お金がないならお金を貯めつつ無料版で始めた方がいいです。

さあ!一緒にヒップホップだ!