先日、基本編を公開したクラブハウスのミュージシャンやクリエイターの活用について、海外記事を読んで学んだ事シリーズ。今回は中級編として実際のクラブハウスの活用についての内容をまとめていきます。
クラブハウスって何?どんなメリットがある?という方はここまでの記事もご参照ください。
【基本編:ミュージシャンClubhouse活用】クラブハウスアプリ活用の基本5選【ラッパー・シンガー・ビートメイカー も使おう】 - BEATMAKE
【Clubhouse(クラブハウス) ビートメイカー活用法】Drakeや21 Savageがあなたのビートを聞いてくれるビートバトル!ビートメイカー が参加すべきルーム - BEATMAKE
ミュージシャンやクリエイターがSNSを活用する場合、自身の曲の再生や仕事の受注を拡大するため広告的役割で活用しようと考えるでしょう。
ただ前回も述べた通り、現在の主要なSNSは宣伝アカウントも乱立し、ある程度の知名度やバズがないと目立つのは困難。そんななかクラブハウスでは招待制ということもあり、まだ他のSNSと比べれば圧倒的にチャンスが多い状況です。インスタやTwitterで再生数やフォロワーを伸ばすのにくらべれば圧倒的にフォロワーを獲得しやすいです。
#1つながりを増やす
ほかのSNSと違い書き込んだらバズっててフォロワーが増えるとかは全くありません。クラブハウスでは会話のみが繋がりを増やす手段です。自分が話せそうなトピックがあれば積極的に参加し手をあげてみましょう。挙手して話題を出す際、比較的簡単なのはミニ講演のようなルームでの質問です。
ルームを運営している側からは、挙手してなにかしら質問でも感想でも言ってくれる人は神のように見えてます。なのでどんな質問でも割と歓迎されますし、大体の場合はプロフィールくらいは見に来てくれます。前回お話しした通り100名以下の部屋であれば効果的です。
質問の際に簡単な自己紹介をすれば、リスナーとして聞いている人たちもフォローしてくれたりします。
「ビートメイカー をやっている〇〇です、現在youtubeを中心にビートアップしているのですが・・」と会話の自然な流れで自分のやっていることをアピールしてみましょう。
大抵の人は話を聞きながら、喋っている人のプロフィールをタップするので、前回の記事を読んでプロフィールを充実させておけば、フォローを獲得できます。
言うなればいまのクラブハウスは超有名人が毎日この写真の規模の講演会を行なっているイメージ。アットホームでファン同士で繋がれるのもポイント。
#2発言を通じて価値を提供、ブランドを築く
ミュージシャンとしての活動はいい曲を作り日々発信するのは最低限のことで、いい音楽を作っているだけでビジネスでも成功できることはほとんどありません。
ビジネスとしてはブランドビジネスに近いものです。あなたがミュージシャンとしてクラブハウスに参加するのであればゴールの一つはこのブランドを築くことです。
ブランドとはつまり、信頼と権威性です。
そしてクラブハウスのリスナーがスピーカーに求めるものはざっくり「有益な情報」か「面白い話」のいずれかです。これらを差し出せば、「この人気になる!」となってプロフィールを覗きに来てくれるでしょう。
例えば有名なビートメイカー が、ビート制作に役立つ知識や疑問に親切に答えてくれたら一気に親近感がわき、信頼度もあがるとおもいます。自分の持っているなんらかの専門的知識が誰かの役に立つのであれば自らルームを開いてもいいですし、上述の通りすでにできているルームに参加する形でもいいので、繰り返しになりますが「会話」という価値を提供して少しずつ信頼を積み上げましょう。
#3アーリーアダプターになる
いまのところクラブハウスは大盛況で夜になると度々サーバーが落ちるほどの混雑。なのでユーザーはちょっとずつしか増やせていません。今のうちにとにかく活動しておくと先行者メリットを得ることができます。
海外ではThe Game、Scooter Braun、Just Blaze、Elon Musk、21 Savage、Marc Andreessen、Grant Cardone、ChrisBrownといったとんでもない大物が、1000人未満の小さな部屋でコミュニケーションをとっていたりします。こんなチャンスはサービス開始直後の今だけでしょう。
今は質より速さで活動するのが吉とでそうです。
#4ファンとの接点はゼロからでもしっかり作る
今の時代、ネットでちゃんと活動していれば5人でも10人でも、多少なり音楽を聴いてくれフォローしてくれたファンがいるのではないでしょうか。数名でもしっかり濃いファンを持つのはアーティスト活動の立派な第一歩です。ファンコミュニケーションでは以下のようなルームの作り方があると思います。
・Q&Aセッション
・未発表曲のリスニング会
・VIP体験として1対1の部屋を提供し、濃いコミュニケーションを持つ
アーティスト仲間がいるなら、そういった仲間を部屋に呼ぶことで、その人たちのファンも巻き込めてwin winになります。
カジュアルなファンも、アーティストと直接の会話を通じてより深いレベルでつながると生涯のファンになってくれます。
#5 業界人から直接フィードバックを得るには
クラブハウスではレーベルなど音楽業界人からあなたの音楽に関するフィードバックを得るチャンスもあります。通常は会話もできないような業界関係者とのネットワークを構築するだけでなく、直接曲を聴いてもらえる機会もあります。
曲のコンテストやサイファーなどはたまに開かれているのですが、関係者もさらっとそこにいたりしますし、業界の方が音楽業界の雑談をしてる部屋もあります。昔はデモテープなんて送っても聞かれてるかどうかも怪しかったものです。
ということでクラブハウスをこれからのミュージシャンが積極活用する方法5選でした。
是非実践してみてください。
みなさまからも活用のアイディアがあればコメント欄で教えてください!
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