Lo-Fi Hip Hopだけでなく、メインストリームのTrapやDrillなどでも当たり前になり、今では全ビートメイカー の必修科目Lo-Fi系サウンド。それ系のサウンド作るために便利なフリーVSTプラグインのシンセやエフェクトのまとめです!
テープやレコード系のエミュレーションから真空管マイクプリアンプ、ドライブなど歪み系、さらにはレトロサウンドのシンセやLo-fiサウンドに欠かせない生楽器の音源まで、とりあえずこれら揃えれば無料でも
これ系は無料VSTプラグイン探すの大変なんで、とりあえず全部貰っときましょう!
SGA1566真空管プリアンプ
Lofiプロデューサーなら何らか持っておきたいアナログサウンドのエフェクト。 SGA 1566は無料VSTプラグインにも関わらず、買ったら安くても数万くらいはしそうなビンテージ系サウンドの真空管マイクプリアンプのトーンをもたらします。微妙な色付けからオーバードライブやディストーションまで、プリアンプのあらゆるニュアンスを再現。マイク以外でもシンセやドラムに使ってもよし。
iZotope Vinyl
音楽ジャンル問わず必須で持っておきたいフリーVSTプラグインiZotopeの「Vinyl」はレコードの特徴的なサウンドをエミュレートするエフェクトプラグイン。パラメータを適当にいじるとレコード特有のざりざりとしたノイズがのります。レコード盤が歪んでいる時のピッチのゆらぎを作れるのもすごいですし、ターンテーブルで止めた時のデューんみたいな音も作れます。
何よりもLO-Fi系で必須で使うのはレコーディング年調整つまみかも。どうも物足りない生音系音源にかけると、あっとういまにいい質感にしてくれます。
すべてのプロデューサーマストで。
Spitfire Audio Labs
Labsは、ロンドンを拠点とするSpitfireAudioによって作成された無料VSTインストゥルメント。つまりソフトウェア楽器です。ピアノ、ブラス、コーラス、シンセサイザーなど、様々な音源が無料で提供されており、かつシンプルで誰でも使えるわかりやすい使い勝手も魅力。ソフトなピアノやエレピの音などはかなり使えます。
Tritik Krush
Krushは、3つの異なるディストーションタイプを備えたフリーVSTプラグインエフェクトです。ビットクラッシャー、ダウンサンプラー、アナログドライブノブ。さらに、2つのフィルターとすべてのパラメーターを揺らすLFOが付属しています。WindowsとMacの両方でVST、AU、AAX形式にも対応。無料ですが汚し系でかなり使える。
HY-Lofi2
HY-Lofi2はビットクラッシャー、ウェーブシェイパー、フィルターを統合させたフリーVSTプラグインです。サンプリングっぽいくぐもった音や、しゃりしゃり系の音、太い音など色々作れます。
Retro Boy VST Plug-In
レトロ少年はWindowsのみフリーVSTシンセです。1つのオシレーター、7つの波形、ADSR、ビブラートなどチップチューンや8ビット系サウンドに必要なパラメータは揃えてます。ピコピコがじつはLo-Fi系Hip Hopやトラップとも相性良かったりするのでぜひお試しを。
Togu Audio LineTAL-Tube
TALのフリーウェアプラグインのラインナップは非常に印象的であり、そのシンプルなサチュレーターにはいくつかの非常に便利な機能が付属しています。4つのコントロールを使用すると、入力/出力ゲイン、ドライブの量、そして最もクールな機能であるドライ/ウェットミックスを調整できます。これにより、信号の影響を完全に制御でき、並行して処理することもできます。ハードクリッピングとアンプモードには2つの追加コントロールがあり、Tal-Tubeをギターアンプのように機能させます。ゲインリダクションメーターは、エフェクトが信号をどの程度減衰させているかを示します。
CaelumAudio Tape Cassette 2
幸いなことに、そうすることで地球に負担をかける必要はありません。実際、CaelumAudioのTapeCassette 2をダウンロードすれば、無料でダウンロードできます。前作と同様に、「古いテープカセットの暖かさ、ノイズ、特徴」をエミュレートするように設計されており、いくつかの新機能を備えています。これらの最初のものは、タイプ1カセットのサウンドを再現する新しいインパルス応答です。また、改良された飽和アルゴリズムと再構築されたワウフラッターエンジンもあります。
しかしフリーで何でも揃いますね・・!
さて、最後にLo-Fiサウンド作られる方に一つだけ、こちらだけは有料ですが紹介しておきます。
xln audio/RC-20 Retro Color
トラップやLo-Fiヒップホップ、Lo-Fi Houseでも定番のプラグインで、レコード、テープ、真空管など、デジタル系歪みまで何でも揃った汚し系のマルチエフェクト。プリセットのクオリティも高く、いまいち味気ない生音系の楽器などにプリセットをかけるだけでもぐっと音の存在感を出せます。ぜひお試しを。