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【 #音楽ビジネス 】Beatstarsなどトラックメーカー が自分のビートをラッパーやシンガーに販売するサイト比較【Beatstars, Airbit, Soudclick, Soundgine比較 】#トラックメイカー #ビートメイカー

Flat Lay Photography of Laptop Computer, Headphones, and Speaker

トラックメイカーが自分のトラックを販売できるサイト増えてます

近年、洋楽音楽マーケットのメインストリームがヒップホップやヒップホップの影響下にあるようなポップスが中心になっていることもあり、Beatstarなどに代表されるプロデューサー/ビートメーカーがビートのリースや販売を行えるウェブサイトが登場し拡大しています。何社か出てきているのですが、英語サイトばかりなのでどこがいいのか調べてみました。

一応補足説明ですがBeatstarとは、、

ラッパーやシンガーでデビューにあたり、数千円レベルで世界中のクリエイターのトラックを商用でライセンス利用できるというものです。Lil Nas Xの特大ヒット曲Old Town Roadは実際にBeatstarで販売されていた Young Kio によるBeatで彼のトラックは今もリースで四千円くらいから。デビューしたばかりのラッパーでも数千円でLil Nas Xと同じトラックメーカーのビートでリリースができるとかすごい話ですよね。

トラックメイカーからすると安すぎる気もしますが、リースという扱いで何度も同じトラックをリースに出すことはできるので、一度作れば何度もお金を生んでくれるという発想ですね。かわりに大ヒットしても著作権料はそこまで入らないしくみです。

Beatstarと競合サービス数社を比較してみた

結果としてはこちらのアクセストラフィック比較が一番わかりやすく結果を示していますので引用します。そりゃまあアクセスの多いサイトの方がたくさんの人に見られていて、聴かれたり売れたりする機会も増やせますよね、、

Best Beat Selling Websites 2019 | Ranked By Traffic And Features

結果から行ってしまえば下記の順位で、気になるのはどのくらいのアクセスの差が出ていて、機能や特色にどのくらいの差があるかですが、、

アクセス順位

#1 Beatstars.com

#2 Soundclick.com

#3 Airbit.com

#4 BeatBrokerz.com

#5 Soundgine.com

 
ここまで差があるととりあえずBeatを売るならBeatstar一択でいい気がしますね、、、
 
 上述のサイトによればBeatstarはGoogleで検索ボリュームの高い、HIP HOPのビート関連の検索キーワードに特化したSEO対策が功を奏して、ここ数年で一気に伸びたということです。反面、サービス開始から20年になるSoundclickはSEO対策がほぼなされておらず、またスマホ中心となったマーケットでも出遅れたということです。Airbitも同様にSEO対策にあまり力を入れておらず、こちらはスマホへの対応はよかったものの、SEOで大きく出し抜かれたのではないかと分析しています。
 
良くも悪くもHIP HOPカラーの強いBeatstarはすでに競合トラックメーカー だらけのレッドオーシャンと考えられるので、少し違う感じのジャンルに向けたビートで他のサイトで勝負するのもありかもしれません。たとえばDance musicぽい曲やポップス寄りなトラックを探す人はAirbitや Soudclickも見るのではないかなーと思いますんでそっちにあげるのもよいかと。
 
料金体系ではSoundclickはかなり良心的で、無料で販売・アップロードともに無制限にできます。一部便利機能などは有料版ですが、大抵のことは無料でできるとっつきやすさがありますね。

 自分もいくつかそのうちトラックを載せてみようと思います。